「紙バンドは古紙100%?」発信に責任を持つということ

紙バンドがもっとうまくなる!
基礎からきちんとクラフトバンドを学べる教室 村上秀美です。

簡単シンプルな編み方で、かわいい紙バンド作品を作る方法をお伝えしています。

わたしはこのブログをはじめ
インスタグラム
YouTubeなど
様々な媒体で発信をしています。

また、先生になりたい方を育てるという講師養成もしています。

⁡だから普段、さまざまなことに気を配っています。

特に発信では
⁡【間違った情報を発信しない】
⁡ということを心掛けています。


何年か前、お教室をされている方が
「クラフトバンドは古紙100%。だから環境に優しいエコな素材、エコな手芸」
⁡と発信しているのを見かけたことがあるんですね。

でも、「クラフトバンドは古紙100%でできている」というのは、はたして真実でしょうか?

発信した方はクラフトバンドの製造方法を知っているのでしょうか?

クラフトバンドを作る過程を0から見たことがあって、それを踏まえての発信でしょうか?

わたしは以前、紙バンドの工場見学に行かせていただいたことがあります。

その紙バンドメーカーさんがおっしゃっていたのは「紙バンドは、古紙100%ではない」ということ。

詳しくは、こちらに書いてあるので一度読んで見てくださいね。

https://paper-band.jp/index.php/whatpaperband

わたしが紹介したこのページでは、紙バンドのことを説明しているので、もしかしたらクラフトバンドは古紙100%で作られているのかもしれないですが…

もちろんわたしも紙バンドを紙を作るところから見たことがあるわけではありません。

なのでもしかしたら、紹介したページの情報も間違っているのかもしれないです。

でも実際に紙バンドを作っているメーカーが、自社の製品について嘘の説明をすることは考えにくいですよね。

なので、信憑性は高いと思ってみなさんに紹介させていただきました。

(ご存知ない方へ:この写真を無断で使用することは違法行為です)

こんなふうに、わたしはできるだけ間違ったことを発信しないように、気をつけています。

それとともに、自分が発信したことに責任を持つようにしています。

それはやはり講師養成をするという責任ある仕事をさせていただいているから。

わたしが受講生さんたちにお伝えしていることは、紙バンドの技術はもちろん、講師としての心構え、生徒さんへの対応など、たくさんあります。

もし、間違ったことをお伝えしてしまったら、信用してくださっている受講生さんたちのお時間もお金も無駄にしてしまうことになるし、またお気持ちを裏切ることにもなってしまいます。

それはとてもとても申し訳ないこと。

申し訳ないというより、自分の言動に責任を持てない、気を配れないのなら、講師養成なんてできないとわたしは考えています。

だからわたしはこれからも、できる限り正しい情報を、自分の言葉で丁寧に伝えていきたいと思っています。

講師として、人に何かを伝える仕事をしているからこそ、また、受講生さんたちの大切な時間と想いを預かる以上、言動には気をつけたいし、誠実でいたい。

そういう姿勢をこれからも大切にしていきたいと思っています。

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