心を整える 自分の本当の気持ちは?
ハンドメイドの作家や講師として活動していくのに、一番大切なことってなんだと思いますか?
技術?
接客?
どちらも大切ですよね。
わたしはそれよりもっと大切なことがあると思います。
それは、マインドです。
先日、認定講師さん向けのグループコンサルでお話したことから一部お伝えしますね。
みんな一生懸命、ワーク中。
強いマインドというと、何があってもへこたれない、強い心や精神力、例えるなら鉄のような感じで思われる方が多いと思いますが、わたしが思う強いマインドは少し違います。
わたしがハンドメイド活動をしていくのに必要だと思うマインドは、”自分の本心に向き合えること”と”柔らかい考え方ができること”
一つづつお伝えしていきますね。
【自分の本当の気持ちに向きあえること】ってどういうことでしょうか?
例えば、「〇〇の講座を受けてみよう」と思ったとします。
でも、いざ申し込もうと思った時に手が止まる。
「どうしよう、受けようかな、でもな…」
「時間が合うかな」「ちょっと高いな」「受けてちゃんと得られるものがあるかな」
と悩み始める。
こんな時って、自分が意識している受けてみたいという気持ちとは違う、本当の気持ちが心の奥にいます。
そんな時は、どうして?と自分に聞いてみます。
そしてでてきた答えにまたどうして?
と聞いてみる。
そしたらまたその答えにどうして?
これを2分くらいでどんどん書き出します。
5回ぐらいどうして?って書きだしていくと、自分では思ってなかった気持ちが出てくることがあります。
例えば、”値段ではないって思ってたけど、やっぱり「高いよね」って思ってた。” とか。
”本当はそのレッスンを受けたいわけじゃなくて、楽しそうなそのコミュニティーに入ってみたかった。”とか。
先日のグループコンサルでも、「作品作りが進まない」を掘り下げていったら、「私、本当はやりたくないんじゃないの?」に気づいた方もいらっしゃいます。
掘り下げていって気づいたことに正解不正解はないんです。
だって、それが本心だから。
だから、解決策を見つける必要も全くないです。
「本当はやりたくないんじゃない?」に気づいたら、「だったらやーめた」にしてもいいし、「やりたくないけど、仕事だもん。がんばろう!」にしても、どちらでもいいんです。
大切なのは、「私、本当はやりたくないのかも」に気づくこと。
だから、なかなか作品作りが進まなかったんだよね、と気づくこと。
”作品作りが進まない”という時、多くの人が”時間がないから”と言います。
でも、実際に寝る時間もないほど時間がないのか、というとそうではない。
つまり、別の理由が心の奥深くにあるってことなんです。
そこに目を向けずにいると、どれだけ時間が合っても進まず、「私はこの仕事に向いていないんじゃないか」とか「ぐーたらして、私ってなまけもの。これを直さなくっちゃ」と、何も解決しないまま、違う方向へ進んでいってしまいます。
いわゆるマインドの弱い人、心が整っていない人は、自分の気持ちに正直ではないことが多いです。
自分の本当の気持ちに蓋をして、理由をいっぱい並べて、本当の気持ちとは違うことをする=無理をする、我慢をするから、どこかで無理がきかなくなって、心が折れちゃったりするんじゃないのかな。
自分を守る気持ちから、周りの目や他人からの評価を気にして、自分の気持ちと違うことをしなくちゃって思ってるから、なかなか進んでいかないんじゃないのかな。
あれこれうまくいっていて、幸せそうで豊かに見える人って、自分の心に正直で即断即決の人が多いです。
例えば・・・
○○○○の会、講座など→楽しそう、興味ある→参加してみよう って決めます。
自分が最初に思った楽しそう!興味ある!の気持ちを大切にします。
逆に、どうしようかな、って迷った時点で、心の奥に迷いがあるってことなので、潔くやめておく。
”自分って本当はこんなふうに思ってるんだ” に気づけると、周りに振り回されずに自分の軸を保てるようになります。
「自分が大切にしたいこと」に気づけると、落ち込んだり、傷ついたりしても、自分の軸に戻りやすくなって、ずっと落ち込んでるってことがなくなります。
落ち込まない人、何があっても言われても傷つかない人ってめったにいないと思います。
だから、そこを目指す必要は全くなくって、心が揺れても、また自分の心地いいところに帰ってこれることが大切だとわたしは思っています。
こんなふうに、自分の本当の気持ちに向き合って、大切にできることは、ハンドメイド活動をしていくのに、またそれだけでなく豊かな人生を送っていくのに必要なマインドではないのかな、と思います。
わたしが考える、ハンドメイド活動をしていくのに必要なマインド、【柔らかい考え方ができること】は別記事でお話しますね。
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