クラフトバンドでかごやバッグを編んだ場合の追いかけ編みの終わり方
エコクラフトバンドでよく使われる編み方に追いかけ編みがあります。
4本幅より細いバンドで編む時に、ぐるぐると編み続けていく編み方です。
手芸本などでは、追いかけ編みの始め方は出ていることがあっても、編み終わりは“段差ができないようにしてボンドでとめる”のような書き方しかしてないことが多く、紙バンド初心者さんにはわかりづらいことが多いです。
今回は、追いかけ編みの終わり方を画像を使ってお伝えします。
クラフトバンド 追いかけ編みの編み終わりはどこ?
編み終わりの始末をする時に、どこが編み終わりかが分からないと始末ができません。
まずは、編み終わりの場所を探しましょう。
下の写真をみてください。
追いかけ編みが編み終わったところです。
1段目の始まりはピンクの洗濯バサミがついているところです。
2段目の始まりは、白い洗濯バサミがついているところです。
それぞれの編み終わりは、矢印がさしている星印がついているところです。
編み始めより、たてひも1本分、手前ということになります。
編み終わりは、縦ひもの前側になってしまうので、編みひもは次の縦ひも(編み始めと同じ縦ひも)にかけて終わります。
クラフトバンド追いかけ編みの編み終わりの始末をしていきましょう
編み終わりの場所がわかったところで、編み終わりの処理をしていきます。
追いかけ編みは、下の段から始末していきます
まずは下の段の紙バンドを編み始めの2本先まで横に伸ばします。
矢印のあたりで、この紙バンドをカットします。
カットしたところです。
カットした紙バンドを、1段目の編み始めの右側のたてひもの後ろ側にまわし、下の段のバンドとのり付けします。
上の段も始末します
下の段が始末できたら、上の段も始末していきましょう。
まずは、下の段と同じように、編み終わりの場所から紙バンドを横に伸ばします。
下の段は、2本先へ伸ばしましたが、上の段は3本先、つまり、下の段と同じ所まで伸ばしてくださいね。
横へ伸ばしたら、矢印のあたりでカットします。
下の段と同じところぐらいで大丈夫です。
カットしたら、下の段と同じように、2段目の編み始めの右側のたてひも(つまり、1段目の編み始め)の後ろ側にまわし、下の段のバンドとのり付けします。
最初に始末したバンドに重ねるような形になります。
これで、追いかけ編みの最後の始末ができました。
緑の矢印の部分は、編みひも2本ともたてひもの後ろ側を通ります。
外側に出ると、1段多く編めてしまうので注意してくださいね。
クラフトバンド追いかけ編みの編み終わりの始末ができました
クラフトバンドで追いかけ編みを編んだ時の編み終わりの始末の仕方は、いかがでしたか?
わたしが多くの受講生さんを見てきて、間違えやすいのは、カットする場所と最後は編まずにたてひもの後ろを通ることだと感じています。
今回お伝えした手順を確認しながら、追いかけあみの始末をしてみてくださいね。
「この通りやったつもりだけど、なんだかいまいち」という方は、こちらも参考にしてみてください。
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