講師になっても学び続けること
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
簡単シンプルな編み方でかわいい紙バンド作品を作る方法をお伝えしています。
現在、簡単きれいに編めるポイントをわかりやすく解説した動画レッスンで、おおざっぱな方でもスイスイ六つ目華あみが編めるようになる六つ目華編み動画レッスンを開講中です。
受講されている方の中には、トリリアムメソッド(R)認定講師やこれから認定講師になる方もいらっしゃいます。
講師になるぐらいの方々なので、レッスンを受けなくても本を見れば作ることができるのですが、そういう方々は別の目線で受講しているのです。
「受講生のグループラインでは、皆さんの質問が見られて、どんな箇所で質問が出るのか見るのも勉強になりました」
と書かれていました。
また、別の方は
「生徒として習う目線で動画を見るのと、教える目線で動画を見るのとでは、受け取れるものが全然違いますね。
他の方々の質問に先生(村上)が、なんて答えるのかも、すごく勉強になりました。」
と、おっしゃってくださいました。
こういうふうに参加されていて、やはり認定講師さん達は違うな、すごいな、と感じました。
研究科で学び続けている方々も、技術的な部分を学びたい方ももちろんいらっしゃいます。
でも、ベテラン講師さんや生徒さんがたくさんいる講師さんは、技術的なことよりも「生徒さんからどんな質問が出るのか」や、その対応方法などを間近で見られるからという理由で参加されています。
講師になってからの学びというのは、技術的な面も大切ですが、それは自分が生徒の目線で学ぶこと。
新しい技術をどれだけ学んでも、講師としての成長はわずかなもの。
それよりも、講師の目線で教え方、対応の仕方などを学ぶ方が講師としてはグッと成長します。
そういう目線で、講師として学び続けることはとても大切だと思います。