紙バンドのかごやバッグの縁をきれいに仕上げる方法

こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。

かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。

紙バンドで作ったかごやバッグの縁始末、スッキリできていますか?

「波打ってしまうんですが、真っ直ぐに貼る方法ありますか?」というご質問もいただきます。

同じようにお悩みの方もいらっしゃると思うので、今日は縁が波打ってしまう原因とその対策方法についてお伝えします。

縁がスッキリきれいにならないという方のお役に立てるとうれしいです。

紙バンドのかごやバッグの縁がヨレる、波打ってしまう原因は?

紙バンド作品の縁がよれたり、波打ってしまうというのはこんな感じ

紙バンドでかごやバッグを作って縁始末をすると、こんなふうになみなみしてしまったことありませんか?

こうなってしまうのには理由があります。

紙バンド作品の縁がふにゃふにゃしてきれいに始末できない原因

きれいに縁始末できている縁を、上からのぞいてみましょう。

こんなふうに隙間ができています。

この隙間は、折り曲げた縦ひもの厚みです。

厚みがあるので、その分隙間ができるのは避けられません。

それなのに、隙間をなくそうとして洗濯バサミをこんなふうに、隙間なく止めていませんか?

こうやって、無理やりくっつけて隙間をなくすと

縁のバンドは、ぐにゃぐにゃと波打ってしまいます。

紙バンドのかごやバッグの縁をきれいに仕上げるコツ

それでは、紙バンドで作った作品の縁をきれいに仕上げるにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、構造を理解すること。

「隙間があいてはいけない」と、無理やりボンドでつけたり、ぎゅうぎゅう押すのではなく

「縦ひもの厚みがあるところはその分、隙間があく」のように、構造を理解した上で、どこにボンドをつければいいのか、適切な方法を考えることが必要です。

そうすれば【どこに洗濯ばさみを止めればいいのか】が自然とわかります。

このように、縦ひもがあるところだけ、ボンドをつけてとめましょう。

そうすることで、紙バンド作品の縁が波打つことなく、きれいなかごやバッグになりますよ。

紙バンドのかごやバッグの縁をきれいに仕上げるために

紙バンドを作っている方で「きれいに仕上がらない」という方は、隙間があくところを無理やりなくそうとする、というような理屈に合っていないことをしてしまっていることが多いです。

無理なく、適切な方法でやれば、きれいに仕上がります。

日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、紙バンドの構造を理解し、適切な作り方をお伝えしています。

また、基本からステップアップしていくカリキュラムで学んでいきます。

そのため、0から始めた方でも、きれいな作品を作れるようになっています。

日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド(R)アカデミーは

基礎から紙バンドを学べる唯一のスクールです。

きれいに作るための基本を理論的に、ていねいに学ぶので

「ポイントの通りに作っただけで、今までと全く違う作品が生まれ、本当に鳥肌ものでした!!」

とのお声をいただいています。

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