反応が一人一人違うのは
桃、さくらんぼ、ブルーベリー、温室みかん・・・たくさんのフルーツの季節になりました。
フルーツが好きなので、毎日幸せです♡
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
おきている事や物は1つなのに受け取る人によって、反応が違うのはどうしてでしょうか?
例えば、わたしのアメブロ
読むと辛くなるという方もいれば、すごく共感するとか、勉強になるとか、励みになるとか言ってくださる方もいます。
このアメブロの、紙バンドの記事ではなくメンタル的な記事を読んで、「“村上に習おう”と思った」と言ってくださった方もいらっしゃいます。
同じことに対する反応が人それぞれ違うのは、その人のフィルターを通した反応が出るからなんです。
つまり、物事(できごと)は1つなのに、それを受けとめる人の心のあり方で、感じ方や見え方が変わるということ。
心の奥にしまってある、その人が今まで経験したことやその時の感情で、今起きていることへの感情が変わる、つまりその人自身の中にそう感じる原因があるということです。
例えば、“学校から電話がかかってくると、嫌な予感しかしない”という方が多いと思います。
これって、学校からの電話って、たいてい子供が熱が出たとか、怪我をした、というものだからなんですよね。
学校からの電話→子供の不調→お迎え→病院に連れて行く→翌日学校を休む→自分も家にいなければいけない みたいな感じ。
だから、学校からの電話って嫌な予感なものになってしまうんです。
でも、もし学校から
「◯◯ちゃん、宿題をきちんとやってきてすごいですね」
「◯◯ちゃん、すごく優しい子ですね」
「◯◯ちゃん、〜〜で賞をとりましたよ」
みたいな電話しかかかってこなかったら(実際はそんなことありえませんが(笑))
学校からの電話→子供が褒められる→うれしいこと になると思うんです。
実際にあったことなんですが、わたしは体験レッスン後、アカデミーに進むと決めてくださった方に
「どうして、受講しようと思ったんですか?」
と、お伺いします。
すると、たいていの方は
「TVで見て興味を持ったからです。」
「きちんと基礎から習いたかったから」
など、理由を話してくださいます。
でも、今までにお一人だけ
「そんなふうに聞くってことは、私、歓迎されてないってことですか?
そう感じるので、受講をやめます。」
と言われた方がいらっしゃいました。
受講理由を聞くことって、その方のご希望に添うためにも必要なことなので、わたしは聞いたんですが、そんな反応をする方がいらっしゃって、とてもびっくりしました。
でもきっと、その人の心の中には
理由を聞かれる→責められてる?もしくは疑われてる? みたいな気持ちが本人も気づかないうちに押しこめられている
もしくは、何かやましい気持ちがあった
ので、わたしの何気ない質問にも、その方のフィルターを通して、そう反応してしまったんでしょうね。
おきていることや人に対して怒れたり、嫌な気持ちになったりした時は、きっと自分の心の奥に何か押しこめた気持ちがあるんだと思います。
押し込めていなくても、考え方の癖とかね。
その気持ちに気づかなかったり、見ないふりをしたりしていると、また、別の同じようなことが起こった時に同じ感情を感じます。
そんな時は、自分で自分に「なんでそう思ったの?」「どうしてそう感じたの?」と聞いてみましょう。
それはなんで?それはどうして? を何度か繰り返して掘り下げていくと、自分の本当の気持ちに気づけると思います。
そんな心の奥にある気持ちに気づいて、“そうだったんだね” と、向き合って認めて癒す。
そうすることで、心穏やかに、過ごしていけるんじゃないのかな、と思います。