安心して紙バンドの先生になるために
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
先日のトリリアムメソッド(R)アカデミー」(講師養成講座) での1コマ。
「中級で習った楕円の底の編みはじめは、どんなふうにしますか?」
「それはどうしてですか?」
「楕円の底のものを編む時、気をつけることってなんですか?」
上級の最後のバッグは、大切なポイントがいくつもあるので、わたしも、たくさん質問します。
その度に、すでにその課題をクリアした方も、自分の課題を進める手を休めて改めて考えたり、ノートを見直したり。
そうやって、自然に何度も復習できる環境があるので、しっかりと知識と技術が身につきます。
自分で「きれいに編む」だけなら、何度も編めばできるようになります。
でも、それをわかりやすく教えられるようになろうと思ったら
- コツやポイントをきちんと知る
- その後、それを実践して自分できれいに作れるようにマスターする
- それを伝わるように言語化する
このような過程が必要です。
そして、最後の言語化がすごく難しい。
なのでわたしは、レッスンの中で何度も言語化してもらう機会を作っています。
例えばレッスンで、生徒さんに「この辺りをきつく編む」とお伝えしたとします。
この辺りは、人によって捉え方が違います。
またキツさも人によって違います。
となると、自分が思っているのとは違うところを、生徒さんは力任せにきつく引っ張ってしまうかもしれません。
こんなふうに、先生側がお伝えすることと、生徒さんが受け取ることが違っていては、あれれ?ということになってしまいがちです。
また、一方的に「こうしてください」とお伝えするよりも、「〇〇のような理由からこうしてください。」とお伝えする方が、理解は深まりやすいです。
トリリアムメソッド(R)アカデミーは、複数人で学ぶ対面レッスンです。
一緒に学ぶ仲間がいるからこそ、何度も復習ができたり、自分では考えなかった視点を学べます。
このような環境で学ぶことで、安心して先生としての技術や知識を身につけられると感じています。
トリリアムメソッド(R)アカデミーにご興味のある方は、体験レッスンにお越しくださいね。