鉄線編みをまっすぐ立ち上げるために
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
鉄線(クレマチス)編みという編み方があります。

こんなふうに、鉄線(クレマチス)のお花のような模様が出る編み方です。
紙バンドに限らず、竹細工など植物を使って編まれたかごなどにも使われる昔からある編み方です。
一般的な編み方ですが、編むのは少し難しい。
トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、一番最後の課題になっています。
先日、アドバンスコース3のレッスンで、クレマチス編みのカゴを作っていたMさん。
底が少し丸くなっていて、立ち上がりがふんわりしていました。

こうなってしまっていると、見た目がふんわりしている印象なだけでなく、底の落ち着きがなく、くるくる回ってしまいます。
なので、立ち上げをしっかりさせる方法をお伝えしました。
するとこんなふうに、垂直に立ち上がり、底部分もどっしりと落ち着きました。

でもね、その方法ってすごい裏技とかではないんです。
底が丸くなっていることに気づいて、それを直すために一手間をかけるか、かけないかの違い。
自分で編んだのだったら、気づく目を養うことが大切だし
先生に習っているのなら、それに気づいてくれる先生に習うことが必要です。
紙バンドが上達するのに、特別難しい技を身につけなくてはいけないわけではありません。
こんなふうに、ちょっとしたことに気づいて、それに対応する方法を知っているのか、いないのかの違いで、作品のでき上がりが大きく変わります。
紙バンドを基礎から学んで、上達したい方は、トリリアムメソッド(R)アカデミーで学んでくださいね。
日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド(R)アカデミーは
基礎から紙バンドを学べる唯一のスクールです。
きれいに作るための基本を理論的に、ていねいに学ぶので
「ポイントの通りに作っただけで、今までと全く違う作品が生まれ、本当に鳥肌ものでした!!」
とのお声をいただいています。