“こうじゃなきゃいけない”はありません【紙バンドクラフト講師養成講座初級】
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
オンラインレッスンで、受講生さんや認定講師さんたちと一緒に編むと、わたし、かなり遅いんです。
だから、必死で編みます(笑)
みなさん、器用でうらやましい・・・
紙バンドクラフトの編み方は、ほとんどが昔からある竹細工や、籐のかご、海外のかごの編み方からきています。
なので、絶対こうしなくてはいけない、ということはありません。

この縁かがりのやる方は、わたしとは逆です。
でも、ご本人は「このやり方の方がやりやすい。」ということだったので、やりやすいやり方でやっていただきました。
雑巾を絞る向きって、人それぞれやりやすさが違います。
最初に教えてもらったやり方だったり、利き手の関係だったりで、やりやすい方向があるんですよね。
自分のやりやすい方でしぼれば、ちゃんと絞れます。
でも、違うよって言われてやりにくいやり方で絞るとちゃんと絞れません。
受講者さんからよく聞くのは
「本を見て編むと、すごくやりにくいと思ってたけど、村上先生から左利きの人は、こうやった方がいいと言われて、そうやったら、すごくやりやすかった。」
というもの。

左利きの人は、右利きの人とは進行方向が逆になるので、右利きの人が作っている本の通りだとやりづらいと思います。
でも、左利きの人って器用な方が多いので、やりにくいと言いつつ、そのやり方で上達しちゃうんですよね。
ハサミも右利き用を器用に使ってるし。
すごいな〜。
トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、不器用なわたしがやりやすく簡単で、しかもきれいに仕上がる方法をお伝えしています。
だから器用な方から見たら、無駄が多かったり、逆にやりづらいのかもしれません。
そんな時は、自分のやり方を押し付けるのではなく、受講生さんがやりやすい方法でやっていただいています。
細かな決まりがあると、窮屈ですものね。