講師という立場を知っているからこその気遣い

こんにちは。
一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
トリリアムメソッド(R)アカデミーに通ってくださる方や認定講師さんたちは、素敵な方が本当に多いなあと感じます。
その中には、すでにご自身の教室を持つ講師の方も多くいらっしゃいます。
長く通ってくださっている方々は、技術があるだけでなく、教室の雰囲気や講師の立場というものを理解し、尊重してくださるすばらしい方ばかりです。

先日も、立て続けにこんなことがありました。
Aさんはレッスン日の2週間ぐらい前に体調が悪いとおっしゃっていました。
レッスン当日、「少し遅れます」と連絡をくださいました。
わたしは、何か用事があって少し遅れるのかな、と思っていました。
レッスンが始まって、1時間ぐらい経った頃だったでしょうか?
Aさんがいらっしゃいました。
道具なども持っていなかったので、どうしたのかな?と思っていると
「すみません。レッスンに参加できると思ってたんだけど、体調がまだ良くなくて・・・。
なので、今日はお休みしようと思って。
急なお休みなのでキャンセル料だけ払って帰ります。」
と、おっしゃいました。
娘さんの運転でわざわざ来てくださったそうです。
「えぇ〜!そんなの全然気にしないで、お家に帰って休んでください。」
と伝えて、そのままお帰りいただきました。

また別の受講生Bさんは、カットサイズの資料をスマホの機種変更をした時にうまく引き継げなかったそうです。
「テキスト代をお支払いしますので、もう一度再送していただけますか。」とご連絡をくださいました。
「え〜??? 以前いただいていますのでそんな必要ないです。」
とお伝えすると
「いえいえ。私のミスだし、先生にお手間をとらせてしまったので。」
と。
本当によくあることだし、わたしは全く気にしていなかったので、もちろん、お代はいただかなかったですよ。
でも、そうやって相手の手や時間を使わせてしまったことへのお気遣いまでできるって、すばらしくないですか?

お二人に共通しているのは、講師としてご活躍されているということ。
教える立場の大変さや、ルールを守ることの重要性がわかっているからこそ、自分が受講生として参加する時にも、さまざまな配慮ができるのだと感じます。
講師という立場を知っているからこそ、配慮(お気遣い)ができるんですよね。
実を言うと、この「講師としての立場を理解しているからこその配慮」は、自分の立場をわきまえるということにもつながります。
講師経験が長い方や生徒さんをたくさんお持ちの方ほど、そのことをよく理解してくださっています。

例えば、わたしがある受講生さんに説明をしていて、他のことを聞きたそうにしている別の受講生さんがいた時
そういう配慮ができる方は、ご自身がやり方を知っていたとしても、決して自分が代わりに教えることはされません。
むしろ何か聞かれても、「先生に聞いてみてくださいね」とお返事してくださいます。
経験も知識もすでにお持ちの方々なので、実際のところ答えようと思ったら答えられると思います。
それでもご自身が、わたしの代わりに教えることはありません。
なぜなら、どれだけご自身に技術があっても、その場には受講生という「学ぶ立場」で参加していることをわきまえているからです。

わたしはそんな姿を見るたびに、とても素敵だなと感じます。
トリリアムファミリーのみなさんは、そういうことを自然に理解してくださっています。
そういう姿勢で日々過ごされているので、生徒さんもやめることなくどんどん増えて、たくさんの生徒さんが長いこと通うお教室をされているんだと思います。

アカデミーを続けられているのは、いつも細やかな気遣いや配慮で支えてくださるトリリアムファミリーのみなさんのおかげです。
みなさんが作ってくださる教室の空気感に感謝にして、これからも穏やかで心地よい場所であり続けたいと思っています。

