華編みの縁飾りの仕上げ方
トリリアムメソッド(R)アカデミー(講師養成講座)の課題の中で、多くの方が「難しい・・・」とおっしゃるのが、中級の華編みの縁飾りの仕上げです。
![華編み縁かざりのかご](https://kamiband.or.jp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_47861.jpg)
多くの方が、「編み始めと編み終わりを重ねて止める」というふうにしていると思います。
もちろん、それでもかまわないと思うのですが、せっかくならもう少しきれいに仕上げよう、とアカデミーでは、つなぎ目がわからないように仕上げます。
この日のレッスンでこの課題に取り組んだUさんも、最初は
「難しい・・・。切ってはいけないところを切ってしまったかも・・・。」
とおっしゃっていました。
![クラフトバンド 講師養成講座名古屋教室](https://kamiband.or.jp/wp-content/uploads/2021/03/phonto-2hp.jpg)
わたしも最初はドキッとしましたが、よく見せてもらったら、切ってはいけないところではなかったので一安心。
そこから、4本あるバンドの流れを
「このバンドはどこへ繋がる? このバンドはどのバンドと同じ?」
と、1つづつ確認していきました。
確認ができたら、不必要なバンドはカットして、必要なバンドどうしをはり合わせるという作業に入っていきます。
最初の2本ぐらいは、わたしと一緒に考えていましたが、だんだんと要領を得たUさんは、最後には、自分でバンドの流れをしっかり観察して
「これがここの下を通るんですね!」
と、お一人で仕上げてくださいました。
「これは、復習をしっかりやらないと!」
とおっしゃっていましたが、この仕上げは手順を覚える復習ではありません。
ちゃんと自分で、紙バンドの流れを理解して、考える復習です。
そうすることによって、この縁の仕上げだけでなく、他の場面でも考えることができるようになります。
![](https://kamiband.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/01518fc0df81dd19479819f3ec789c42576954ee63.jpg)
一般社団法人日本紙バンドクラフト協会 トリリアムメソッド(R)アカデミーは、ただ編めるようになるための講座ではありません。
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