生徒さんは何を望んでる?

こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。

かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。

わたし、常に肩こりなので辛い時は、リラクゼーションサロンに行ってほぐしてもらったり、整体に行ったりしています。

リラクゼーションサロンって、気持ちいいんですよね。

たいてい1時間ぐらい、半分寝ながら過ごしています。

でも、もしも、お店のスタッフさんが、わたしのことをすごく心配してくれて

「こんなにガチガチになって、辛くならないように、毎日、ラジオ体操とウォーキングをした方がいいですよ。」

って、言ったらどうでしょうか? 

わたしだったら

「それはわかってるけど、それができないから、ここにほぐしてもらいに来ているのに・・・」

って思っちゃいます。

お客さん(わたし達でいったら生徒さん)のことを思って、やったり言ったりすることがあります。

でもそれを、その方が望んでいることでなければ、それは、こちら側の気持ちの押し売りになってしまうんじゃないのかな、と思うんですよね。

いくら自分が「生徒さんのためには、こうしたほうがいいのに」思っても、もしかしたら、生徒さんはそれを望んでいないかもしれません。

わたしのフリーレッスンに来てくださる生徒さんにもいろいろな方がいらっしゃいます。

例えば、同じ作品を、何度も作る方。

一度作ったことがあって、作り方がわかるのに、わざわざレッスンでやるのは受講料がもったいない、とわたしは思うのですが

その方にとっては、一人で作るのは不安なので、レッスンで作りたいんですよね。

他にも、レッスン終了時間の前に、自主的に終了する方。

この方は、レッスンでみなさんとおしゃべりすることが楽しいそうです。

みなさんより30分ぐらい早く終了して、おしゃべりを楽しむのも、レッスンに来てくださる目的なんです。

はじめはわたしも、それではなんだか申し訳ない気持ちでした。

お代をもらっているのだから、新しい作品を作った方がいいのに。

30分あれば、もっと作品が作れるのに。

って。

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でもある時、「わたしがこっちの方がいいのに」と思うことをすすめるのは、わたしの気持ちの押しつけだと気づいたんです。

きれいな作品に仕上げてほしい

丁寧に作ってほしい

新しい編み方を知ってほしい

レッスン時間、全部使って欲しい

は、あくまでも、わたしの気持ち。

生徒さんがそれを望んでいるかどうかは、わからない。

レッスンにご参加くださる方が、何を求めているのかを見極めて、お気持ちに寄り添うレッスンができるといいですね。

自戒を込めて。

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