石畳編みの「逆編み」は必要ないです【紙バンドクラフト講師養成講座アドバンス】

こんにちは。
一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
逆編みという言葉との出会い
トリリアムメソッド(R)アカデミーアドバンス2では、石畳編み(叶結び)を学びます。
編み方はいろいろな方法があるので、経験者さんには、ご自身のやりやすいやり方で編んでもらっています。
以前の東京レッスンでのこと。
ご自身で編める受講生さんだったので、ご自身の編み方で編んでいただきました。
すると
「逆編みはしますか?」
と聞かれました。
????? 逆編み?
わたしにとって「逆編み」というのは、初めて聞いた言葉だったので、どのような編み方なのか、さっぱりわからず、詳しく教えていただきました。

「当たり前」を疑い、工程をシンプルに
その方がおっしゃる「逆編み」とは、編み目を揃えるために、違う編み方(逆の編み方)をするということでした。
詳しく聞いてみると、石畳編みの1段目を編む方向と、2段目以降を編む方向が異なっている。
進む方向が逆になるので、編み目が違ってしまう。
だから、編み方を揃えるために、編み方自体を変えなくてはならず、それを「逆編み」と呼んでいたのですね。
ですが、トリリアムメソッド®では、この「逆編み」という工程は必要ありません。
編み進める方向を一定にするだけで、すべてのコマを同じ動作で編むことができます。

物事は、余分なことを加えるほど複雑になり、わからなくなります。
反対に、必要なことだけにすれば、驚くほどシンプルに解決します。
これは紙バンドに限らず、あらゆる物事に通じる本質ではないでしょうか。
なぜ「一つの編み方」をおすすめするのか
以前、この内容を書いた時、多くの方から「目からウロコでした」「それが当たり前だと思っていました」というメッセージをいただきました。
わたしが「ひとつの動作を繰り返すこと」を大切にお伝えしている理由は、わたしのやり方が正解だと主張したいからではありません。
わたしが講師をしているのは、紙バンドの楽しさを伝えたいからです。
石畳編みは、編み方を覚えるまでに時間がかかる編み方。
わたしの教室に通ってくださる受講生さんは年齢層も幅広く、1ヶ月前に習ったことを忘れてしまうのは普通なことです。
だから、一つの石畳のコマを結ぶことを覚えるだけでも、大変。
そんな中で
「次は右へ向かって」
「今度は左へ」
「ひもを通す場所をここからあちらへ」
と編み方を変えることは、一度にいくつもの新しい技術を教わっているのと同じになってしまいます。

それで、生徒さんが
「あぁ、もうわからない!」
となってしまうことは、講師としてとても悲しいこと。
これでは、紙バンドの楽しさを感じてもらえてるとは言えないですよね。
講師としての誠実さと、それぞれの正解
編みやすさの感じ方は人それぞれです。
だから、他の先生方が伝えている方法を否定するつもりはありません。
大切なのは、目の前の受講生さんに「どうすればわかってもらえるか」「どうすれば編みやすくなるか」を、講師が考えることだと思っています。
その試行錯誤の先に、それぞれの先生なりの「正解」があるはずです。
もし、あなたが「もっとシンプルに、迷わずに紙バンドを楽しみたい」と感じていらっしゃるなら、トリリアムメソッド®で学んでみませんか?
「これでいいんだ」と納得しながら進める楽しさを、まずは体験レッスンで実感していただけたらうれしいです。







