これさえやればOK??
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会 代表理事 村上秀美です。
わたしは、紙バンド作品をきれいに作る方法をお伝えしています。
作品の作り方ではなく、14年の講師経験から、より楽に、きれいに作れる方法をお伝えしています。
たまに、わたしのレッスンを受ければ、誰でもすぐきれいな作品を作れるようになる、と思っている方がいるようなのですが、そんなことはありません。
なんでもそうですが、“これさえやればOK”のような魔法はないとわたしは思っています。
聞く→理解する→腑に落ちる
腑に落ちてはじめて、編めるようになるのではないかと思います。
やり方やコツを聞いても、“ヘぇ〜、そうなんだ” って思うだけでは、当然編めるわけではありません。
“そういうことなのか” と、頭で理解できただけで、できる気になってしまうこともありますが、それではできる気になっているだけ。
実際のところはできないことの方が多いです。
だから、受講生さんたちは、何度もなんども復習されます。
何度も復習することで “あぁ このことか!” と、わたしが伝えたことの真意がわかる時がくると思います。
それが、腑に落ちた瞬間で、身につく時ではないのかな、と思います。
もちろん、数が重要なわけではないです。
以前、受講生さんが
「3個の法則で、3個作ったらなんとか理解できました。」
とおっしゃっていましたが、わたしはその法則を初めて聞いて、ちょっとびっくりしました。
“3個でOK” な訳でもないし “3個作らなければ” でもないんですよね。
実際、「3個作ったら、なんとか理解できた。」の状況ではまだ腑に落ちていない=きちんと理解できていない、と思います。
人によって、何度も作って、ようやくわかった気がするという方もいれば、1回で体得してしまう方もいらっしゃいます。
同じ人でも、このことはすんなり腑に落ちたけど、こっちのことはなかなか・・・という場合もあります。
大切なのは数ではなく、本当に腑に落ちること。
何度やっても、理解できていても、腑に落ちない ということもあると思います。
そんな時は、遠慮なく、何度でも聞いてくださいね^^