トリリアムメソッド (R)アカデミー（講師養成講座）を通信講座にしない理由

こんにちは。（一社）日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。

「トリリアムメソッド (R)アカデミー（講師養成講座）は、通信講座で受けられませんか？」というお問い合わせをよくいただきます。

申し訳ありませんが、トリリアムメソッド (R)アカデミー（講師養成講座）は、今のところ対面レッスンにこだわっています。 

他団体の通信講座で認定を取ったという方が、何人もアカデミーへ習いに来るという現状を考えると、やはり、通信講座では学べないものがたくさんあるということを確信しています。 

また、紙バンドクラフトの講師になるのには、何の資格も必要ありません。

 通信講座で習って講師になれる方なら、ご自分で本を見ていくつも作っていけば、講師になれます。

紙バンドのお教室を始めて１５年、のべ10,000人の方にレッスンをしてきて感じることは、編み方や、利き手、編む強さなどその方によって気をつけるべき点が全く違うということ。

なので、アカデミーでは、レッスン中わたしがチェックしていて、その方お一人お一人にあったアドバイスをしています。

またレッスンでは、「なぜそうするのか」という理由や、「バンドの役割」などについてもお伝えしています。

そして講師側から一方的に伝えるだけではなく

「この場合はどうすればいいと思う？」

「それはなぜ？」

「AとBの違いは？」

と、受講者さんにご自分で考えてもらっています。

こうやって、少しづつきちんと力をつけていけば、紙バンドの経験が全くない状態から受講を始めても、講座を修了する頃には、自分で考える力がつくんです。

編み方がわかるだけでは、仕事として継続して紙バンドの講師をやっていくのは難しいのではないでしょうか？

もちろん、趣味の延長として、自分の楽しみのためにお教室をされるのなら大丈夫だとは思いますよ＾＾

通信講座で講師資格を取った先生のところで習っていた、という方が

“納得がいかない”

“なんか違う”

と、わたしやトリリアム認定講師のところへ習いに来るということもあります。

きちんと習いたい人にとっては、「編み方を教えてくれるだけ」や「わからないことを聞いても明確な答えが返ってこない」趣味の延長の先生では、満足できないのでしょう。

いろいろな方が集まって、レッスンをするということは、自分が気づかなかったことを学ぶ場にもなります。

自分がなんとも思わなかったことを、他の方が質問する。

そこから、新しい発見があったり、復習になったり。

誰かが質問すると、みんなが手をとめてその答えを聞いて、新たに質問が出て…ということが、アカデミーのレッスンではよくあります。

そして、同じ時間を共有することで、素敵な仲間ができます。

同時期に学んでいる人たちと知り合いになれることで、講師となってからも相談しやすかったり、助けてもらったりすることができます。

一人で仕事をすることになる紙バンド講師にとって、とても心強い存在になります。

「わからないところがすぐ聞ける」「細かいところまでわかる」などの、一般的な対面レッスンのメリットだけでなく、こんなふうに、もっと貴重なメリットがたくさんあるので、トリリアムメソッド (R)アカデミー（講師養成講座）は、対面レッスンにこだわっています。

そして、「通信講座ではダメですか？」と、ご相談くださる方の多くが

「仕事をしているから」「遠方で通えないから」

と、何か理由をおっしゃってくださいます。

それぞれの方に様々な事情があると思うので、対面レッスンに通わずに、通信講座で資格が取れるといいですよね。

でも、アカデミーに通ってくださっている方々は、

• 正社員で働きながら長野県から東京教室で受講
• フルタイムで働きながら北海道旭川市から東京教室で受講
• 小学生の子供さんがいながら、愛媛県から大阪教室で受講

という方がいらっしゃいます。

こういう方がいらっしゃるということは、仕事や距離は本当は関係なく、学ぼうという気持ちの本気度がレッスンに通えるか通えないかに大きく関わっているということ。

つまりトリリアムメソッド (R)アカデミーは、本気で習いたい方だけが、習える講座でもあるといえます。

その受講生さんの本気度にお応えするべく、わたしも出し惜しみすることなく、持っているもの全てをお伝えさせていただいています。

対面レッスンの重要性を理解して学んだトリリアムメソッド (R)認定講師さん達は、自信を持ってレッスンを開催し、生徒さんからも支持されています。

基礎からしっかり学んで、素敵な仲間と一緒に、生徒さんから信頼される紙バンドの先生になりたい方は、ぜひトリリアムメソッド (R)アカデミーで学んで認定講師になってくださいね。