オリジナル作品を作れる力が、紙バンド講師さんに重要な理由
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
前回、オリジナル作品研究部で波網代編みのバッグが完成した話をお伝えしました。
トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、オンラインでのオリジナル作品研究部の他にも、オリジナル作品の作り方の基本から学べる、【オリジナル作品の作り方講座】も開催しています。
というのも、わたしが紙バンド講師を始めた頃、生徒さんにご要望をいただいて、オリジナル作品をどんどん考えなくてはならず、とても大変だったから。
当時は、そんなことを教えてくれるところはどこにもなく、考える→試作 ばかりしていました。
でもこれ、わたしだけじゃないんと思うんです。
20年近い紙バンド講師のキャリアがある方なら、多くの方がそうしてきたと思うんです。
だからそうしてきた方達は、自分で考える力があるんですよね。

でもだんだん、編み方を習えば、先生になれる。
なんなら、特定の作品の作り方を習えば、ライセンス制度で先生になれる。
と、紙バンドの世界も変わってきました。
もちろん、それを否定するつもりはありません。
「わたしたちは苦労してきたのに、今の人は・・・」などと、言うつもりも全くありません。
そうやって気軽に始める人が増えて、紙バンドが広まっていくのはいいことだと思います。
わたし自身が苦労してきた分、認定講師さんたちには苦労してほしくないと思っているので、わたしの協会でも、わたしの作品を使ってもらえる制度があります。
それでも、紙バンドの講師を名乗るなら、オリジナル作品を作れることが重要だとお伝えするのには理由があります。

オリジナル作品を作るためには、【考える力】が必要になります。
前回の記事にもあったように




みなさん、様々なことを考えて、何度もやり直しています。
オリジナル作品って、1回ですんなりできるものではないんですよね。
今回はオリジナル作品研究部で、事前に気をつける本数のことなどをお伝えしていました。
にも関わらず、実際に作ってみるとうまくいかないことや、思っているのと違うことが出てきます。
それに対して、アドバイスをもらって、また考えて作り直して、と、試行錯誤することで、その方に【本当の力】がついていきます。
こうやって、講師として成長していくんですね。
ちょうど今、こます結びのかご動画レッスンを開講しています。
その中で、大きさの変え方もお伝えしているのですが、「ここを2倍にしましょう」のようにお伝えしていません。
考え方をお伝えしています。
考え方がわかることで、決まった大きさではなく、受講生さんそれぞれが好きな大きさでオリジナルの作品を作っています。
考え方を学んで、自分で考える方が、断然力がつくんですよね。

例えば、教え方などを詳しく説明されたものがあっても、それを使っていては、自分が講師として成長すると言うことはありません。
説明書の通り教えるだけで、自分の頭を使って、考えていないから。
もしかしたら、そういうものを利用しても「考えてる!」って、思われるかもしれませんが、「考える」深さが全然違うんですよね。
最初にお伝えしたとおり、それを否定するつもりは全くありません。
でもね、生徒さんたちは、それがわかってしまっているのかも。
「先生に聞いても納得できる答えがもらえない」
というのはよく聞く話です。
ちゃんと自分で考えて、【本物の力】がついていれば、対応できると思うんです。
対応できれば、生徒さんはやめたりしないんじゃないのかな。
紙バンドのお教室を続けていくのには、オリジナル作品を作れる力をつけることが大切だとわたしは考えています。
だからこそ、トリリアムメソッド®アカデミーでは、作品作りの技術だけでなく、自分の頭で考えるカリキュラムになっています。
学びを重ねる中で、自分の言葉で説明できる力や、オリジナル作品を生み出す力が自然と身につくんです。
その力があれば、自信を持って講師活動を続けられますし、生徒さんから「この先生に習いたい」と選ばれる存在になれるはず。
アカデミーで学び、トリリアムメソッド(R)認定講師として活動を始めてみませんか?
まずは、体験レッスンにいらしてくださいね。