紙バンドクラフトバンド講師になるために、編み方をたくさん覚えるだけではなく、より大切なこと
紙バンドの講師(先生)になって、お教室を始めるために重要なことはなんでしょうか?
エコクラフトバンドの編み方をたくさん知っていること、難しい編み方を知っていることでしょうか?
エコクラフトバンド紙バンドの編み方のルーツは?
紙バンドの編み方は、ほとんどが昔からある植物(竹や籐など)を使って編む編み方からきています。
昔の人が生活の中から考え出したもので、その数は、かなりたくさん。
その全ての編み方をマスターしようと思ったら、すごくたくさんのことを覚えなくてはいけません。
編み方の数だけを競おうとすると、結局ほとんど使わない編み方まで覚えなくてはならず、疲れてしまいます。
実際によく使う紙バンド(クラフトバンド)の編み方は、30ぐらいです。
30でも、全て覚えておくのはとても大変です。
トリリアムメソッド(R)アカデミー(講師養成講座)は、編み方を学ぶだけではありません
トリリアムメソッド(R)アカデミー上級で学ぶ、縁かがりの方法があります。
“4つ進んだところから出て、3つ戻る” というような何かの歌のような編み方。
しかも、単純に4ついって3つ戻るだけではなく、途中で、このひもの下を通して、次はここを通って・・・と、けっこう複雑な編み方です。
もちろん、本などにも出ている編み方なので、本を見ながら編めば、編めると思います。
でも、本の手順を見ながらやっていると、その最初から最後までを覚えなくてはいけません。
この縁かがりだけを覚えるだけならいのですが、他の編み方も覚えなければならないですよね。
だけど、そんなにたくさんのことを覚えるのは、頭がいい人じゃないと、覚えきれない。
少なくとも、記憶力の悪いわたしにはとても無理な話です。
なので、講師養成講座では、編み方の手順はもちろんお伝えしますが、それ以外に
【どういうふうになっていれば合っているのか】
もお伝えします。
編みひも同士の関係(構造)を、理論的にわかりやすく解説するイメージでしょうか?
なので
「ここの上を通すんだったっけ?下だったっけ?」
と迷ってしまった時に、自分で考えて、バンドをどこに通せばいいのかが、わかるようになります。
この縁かがりの編み方の最難関は、最後にあります
この4ついって3つ戻る縁かがり、編み方も複雑なのですが、実は一番難しいところが最後にあります。
今までと同じ編み方ではいかないところが出てきてしまうのです。
もちろん、本にもやり方は出ています。
でも、本を見て、理解するのはかなり難しいと思います。
では、どうすればいいのでしょうか?
トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、編み目を見て、その編み方をお伝えしています。
「ここはこういう重なりですね。でも、こっちはこうなっています。なので、ここは通す時に、下側を通してください。」
「それ以外のところは、他の部分と同じですよ。」
と、お伝えしています。
この日のレッスンでも、Mさんが
“ココだけ順番に注意して、あとは普通にここを通せばいいんですよね?”
と確認しながら、順調に最後までご自身で考えて仕上げてくださいました。
こういうふうに理解しておけば、たくさんの編み方の手順を覚えなくてもすむし、毎回、本を見る必要もありません。
そして何より、自分で考える力も自然とついていきます。
編み方の手順を覚えるだけでは、クラフトバンド講師としてお教室で教えるのは難しいと思います。
そのため、トリリアムメソッド(R)アカデミーは、編み方を覚えるだけではない講座になっています。