体験レッスンに何を作ろう?
冬の間、なかなか咲かなかったガーデンシクラメンが今きれいに咲いてます。
「寒いよね〜」とか「がんばってね〜」とか、話しかけてたのがよかったのかな?
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
紙バンドのお教室を始めようと思ったら、まずは体験レッスンに来ていただく
というのが一般的な始め方だと思います。
では、体験レッスンではどんな作品を作っていただくのがよいのでしょう?
(一社)日本紙バンドクラフト協会では、このバスケットを作っていただくことが多いです。
認定講師が開催するレッスンを含め、これを体験レッスンに作っていただき、その後も続けて通ってくださる方がほとんどです。
(あ!お伝えの仕方も含めてなので、単純にこれを体験レッスン課題にすれば、継続していただけるというわけではないですよ。)
でもね、ぱっと見、普通のバスケットですよね。
なので、カルチャーセンターの1日体験などでは、もっとキャッチーな(人目を引きそうな)ものを、と言われることがあります。
もちろん、カルチャーさんの言われることもわかります。
北欧風な編み方とか、花結びとか、網代編みとかの方が、普通のバスケットよりも目を引きますよね。
そういうもので人を呼びたい、という気持ちは理解できます。
でも、それらの作品を体験会の作品にするのは、15年以上の講師経験から、わたしはお勧めしません。
その理由は、体験会で来てくださった方に持って帰ってほしいものは
「楽しかった!」
「私でも作れた!」
という、気持ちだから。
少しでも「難しい」と感じてしまったものは、続けようとは思いませんよね。
実際、体験レッスンで「難しい・・・」「私向いてないわ」といいながら作られた方は、ほぼ継続されません。
アカデミー受講生さんでも、初めての時は難しいと感じる花結びや、網代編み。
それを、初めて紙バンドを触る方は、楽しめるでしょうか?
また、講師側としてはきれいにできた作品を持って帰っていただきたいという気持ちもあります。
でも、きてくださる生徒さんは上手に作ることよりも
「楽しかった!」
「ちょっと不細工だけど、自分で完成できた!」
という気持ちの方がうれしいのです。
この、「体験レッスンに何を作るか」だけでなく、認定講師になってお教室を始めようと思うと、いろいろな壁が出てきます。
壁に当たって、せっかくとった講師資格もいかせないということもあります。
そうならないように、トリリアムメソッド(R)認定講師さんからは、さまざまな相談を受けています。
もちろん、わたしに相談するだけでなく、先輩認定講師さんに聞くこともできますよ。
講師資格を取るということは、ゴールではなく、そこからお教室を始めるというスタートラインに立つことです。
(一社)日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド (R)アカデミーでは、認定講師資格を取ってからも、気軽に相談できる機会がたくさんあるので、安心して紙バンド講師のお仕事を始められます。
日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド(R)アカデミーは
基礎から紙バンドを学べる唯一のスクールです。
きれいに作るためのコツから教え方まで、基礎からていねいに学ぶので
自信を持って、講師活動ができます。