紙バンド上達の近道
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、みなさんお一人おひとりに、ほぼ同じこと(レッスン内容)をお伝えしています。
でも中には、ご自身のやり方でうまくできる方もいらっしゃいます。
そういう方にはあえて、その場(うまくいっている時)には、話しかけないようにしています。
わたしからの別の情報を知ることで、調子が変わって、うまく編めなくなってしまうことがあるからです。
なのでそういう時は、うまくいっているのを遠くからそっと見守っています。
わたしがみなさんにほぼ同じことをお伝えしているのにも関わらず、するすると編み進められる方と、「わからなくなっちゃった」と苦戦する方がいらっしゃいます。
アカデミーアドバンス1の波網代編みも、苦手な方とするするできる方の差が大きい編み方です。
この日のレッスンで、するする波網代編みを編み進めていたMさん。
他の編み方は、少し苦戦することもあったので、
「順調に進んでいますね。」
と、お伝えしました。
そうすると、
「編み始めのやり方を先生に言われた通りにやったら、あとは3つづつ編むだけなので。」
と、おっしゃっていました。
そうなんです!
網代編みは、編み始めの場所さえわかれば、あとは簡単。
でも、編み始めの位置をずらすやり方が、慣れないと難しいんです。
なのでわたしは、わかりやすいやり方をお伝えしています。
そしてそれを、素直にMさんがやってくださっただけ。
この、【教わったことをそのままやる】というのが、上達の近道です。
なかなか上達しない、うまく編めない、よくわからない難しい、という方は、せっかくレッスンで教わったことを、自分の思考で考えて、変えてしまっています。
例えば、網代編みなら
「下の段と1つずらすように編む。」
とかね。
確かに、網代編みの編み方は、編み目が下の段と1つずれます。
でもそれを、1目1目、下の段とずれているか考えながら編むから、ややこしいし、編めない、間違える。
なのでわたしは、編み始めで1目ずらす方法をお伝えして、あとは3目づつ編めばいい、とお伝えしています。
そうすれば、下の段とずれているか確認をしなくても、自然とずれて編めるから。
器用な方、多くの手芸経験がある方、考えることが好きな方などは、この【自分で考えてしまい、わからなくなる】傾向になりやすいです。
もちろん、自分で作品を作るだけならそれでもいいです。
間違えたり、試行錯誤する時間も楽しいと思うので。
でも、講師となって生徒さんに教えるのなら、生徒さんが間違わずにすむやり方、わかりやすいやり方というのをお伝えすることが大切です。
トリリアムメソッド(R)アカデミーでは、わかりやすいやり方でお伝えをしています。
生徒さんへの教え方も学んで、信頼される紙バンドの先生になりたい方は、トリリアムメソッド(R)アカデミーにいらしてくださいね。
日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド(R)アカデミーは
基礎から紙バンドを学べる唯一のスクールです。
きれいに作るためのコツから教え方まで、基礎からていねいに学ぶので
自信を持って、講師活動ができます。