縁かがりの最初と最後どうしてる?
「あ〜、この人そういうことしちゃうんだぁ」
と思うことがありました。
信用、信頼って築くのは時間がかかるけど、なくなる時は一瞬。
わたし自身、周りからそう思われることがないよう、誠実に生きていこう、と改めて思いました。
かんたん シンプルな編み方で、かわいい紙バンド作品ができる♪ 村上秀美です。
紙バンドでかごやバッグを作るときに、縁をかがってとめることがあります。
こういう感じですね。
こういう場合、縁をかがるバンドの最初と最後はどんなふうにしますか?
あまり考えず、横へ並べてそれぞれとめてますか?
先日、トリリアムメソッド (R)アカデミーでは、質の良い内容をお伝えしている、ということをブログに書きました。
アカデミーの標準の編み方では、複雑な編み方をいくつも覚えなくても、簡単シンプルな編み方で満足できる作品が作れます。
今回もそんな、シンプルだけどきれいに仕上がるトリリアムメソッド (R)アカデミーの標準を紹介します。
アドバンスコース1の課題 波網代編みのバッグでは、1本幅のバンドで縁をかがります。
受講生さんの中には
「最初と最後はどうしますか? 結びますか?」
とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
1本幅同士ですから、結びたくなってしまうのかな?
でも結んだら目立ってしまって、ちょっと残念だと思いませんか?
結び目が出っぱって、引っかかってしまいそうだしね。
そこで、アカデミーでは、こんなふうに始末をします。
中央に見えている1本幅の縁かがりひものところが、最初と最後のつなぎ目です。
隣の縁かがりひもと同じように、1本に見えますよね。
一見、どこに最初と最後のつなぎ目があるのかわからないと思います。
一生懸命探すとこんなふうに見つかります。
どこでカットすれば、貼り終わりがわからないのか
どういうふうに貼れば、つなぎ目が目立たないのか
と考えて、よりきれいに見える方法をお伝えしているトリリアムメソッド (R)アカデミーでは、この最初と最後がわからない始末の仕方が標準なのです。
とは言え、やっていることは複雑なことではなく、考えてみれば「なるほど」と納得できるシンプルなこと。
ですが発想を変えることが必要なので、気づかない方も多いようです。
多くの方が気づかない(気にしない)ことでも気になってしまうわたしが、理論的に考え、より良い方法を見つけています。
トリリアムメソッド (R)アカデミーでは、その方法をお伝えしているので、受講生さんたちの作品もクオリティの高いものになっています。
基本的なことでも、質のよい方法で1つ1つ丁寧に作業することが、きれいな作品作りにつながります。
奇をてらったものや、新しいものに飛びつくことよりも、地味だけど本当に大切なことをコツコツと積み重ねていくことが、重要だとわたしは思っています。
日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッド(R)アカデミーは
基礎から紙バンドを学べる唯一のスクールです。
きれいに作るためのコツから教え方まで、基礎からていねいに学ぶので
自信を持って、講師活動ができます。