紙バンドの先生としてやっていくために技術よりも大切なこと
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
当協会では、講師の認定資格を発行しています。
そのため、「紙バンドの先生になりたい」という思いで受講してくださる方も多くいらっしゃいます。
当協会で学んでいる方に限らず、ほとんどの方は、技術が身につけば
もっと極端に言えば、認定資格が取れれば
紙バンドの先生になれると思っていると思います。
でも実際、紙バンドの先生になってお教室をやっていくためには、技術や認定資格よりも、もっと大切なことがあります。
以前も、紙バンドの先生としてお教室を運営していくのに必要なことを5つお伝えしています。
そちらも参考にしてみてくださいね。
今回お伝えする紙バンドの先生としてやっていくのに大切なことは【心遣い】です。
生徒さんや周りの方に、心や気持ちを配れる(遣える)のは、言うまでもありません。
それはもちろんなんですが、自分が気づかないところで、周りの方が自分のために心を配ってくれているということに気づけるか、ということも大切です。
「自分の気づかないところで」なので、気づける人は少ないのかもしれません。
気づかなくても仕方がない、とも思います。
人は、どんな人でも知らず知らずのうちに、周りの人に助けられています。
自分の知らないところで、自分のために誰かが気を遣ってくれているんですよね。
自分中心に考えていると、自分の知らないところで誰かが自分のために心を配ってくれている、ということに気がつきにくくなります。
そうではなく、周りの方々へ感謝の気持ちを持って、自分も気を配っていると、おのずと誰かが自分のために気を配っていることに気がつくものです。
紙バンドの先生になるのなら、「きれいに編めるようにならなくちゃ」「上手に編めるようにならなくちゃ」と、技術を身につけることに目がいきがちです。
特に真面目な方は、そうなりがち。
でも実際は
- 気遣いをして差し上げられること
- 気遣いをしてもらっていることに気づけること
が、きれいに編める技術よりも何十倍も大切だとわたしは考えています。