クラフトバンドに必要な道具 ボンド
クラフトバンドに必要な道具 ボンドについて
紙バンドクラフト(クラフトバンド )を作る時に必要な道具は、まずは100均で揃えれば大丈夫なのですが、ちょっと続けてみようかな、と思ったら、少し道具にもこだわると、より楽しく作ることができるようになります。
今回は、ボンドについてお伝えします。
ひとくちに、ボンドといってもいろいろな種類があるので、どれを使えばいいのかわからないですよね。
また、逆にどれでもいいんじゃない?と思っている方もいらっしゃると思います。
基本的に、クラフトバンドを作る時は「木工用」として販売されているものを使用します。
クラフトバンドに使うボンドって、どれでも同じ?
今日は、ボンドって、どれでも一緒ではないんだよ、というお話です。
一般的に、文房具屋さんやホームセンターなどで手に入りやすい「木工用ボンド」は、この2種類のボンドだと思います。
ボンドってよくいってますが・・・
クラフトバンドのボンドとは、話が逸れますが、実は、“ボンド”というのは、コニシ株式会社が製造・販売する合成接着剤のブランド及び商品名で、登録商標です。
なので、他社のものは、本当はボンドではなく合成接着剤なのです。
でも、日本では合成接着剤のことをいう時は、、ボンドって言いますね。
バンドエイドが絆創膏のことをさすように。
そういえば、カナダでは、ティッシュペーパーのことをクリネクスって言ってました。
で、今日はそんなことをお話したいんじゃなくて、普通のボンドと速乾のボンドの違いです。(今回は、合成接着剤のことをボンドと書いていきます)
クラフトバンドで使うボンドは、速乾性?それとも普通のタイプでも大丈夫?
ボンドは、速乾のものと、普通のもの2種類ありますが、いったい何が違うんでしょうか?
それは、ボンドの材料となる、酢酸ビニル樹脂と水の構成比だけ、だそうです。
水分の含有量が低いほうが乾燥が速いということで、速乾の方が水分が少なくなっています。
では、クラフトバンドには、どちらのボンドが適しているのでしょうか?
わたしは、速乾性のボンドをお勧めしています。
クラフトバンドで使うボンドは速乾性がオススメな理由
クラフトバンドを作る時、使うボンドは速乾性の方がいい理由は、早く乾くからです。
ボンドというのは、塗ってすぐよりも、乾き始めるころが一番しっかりくっつきます。
速乾性のボンドの方が、乾き始めるのが早いので、クラフトバンドがしっかりくっつきやすいのです。
普通のものでは、くっつくのに時間がかかるので、次の作業になかなか移れません。
くっついていないのに次の作業に移ってしまうと、ずれたり、とれたりします。
以前、ある受講者さんが、
「わたしは上手にできないから、失敗したらすぐはがせるように普通のものにしてます。」
と、言われました。
実は、コレ、逆なんです!
上手にできないからこそ、速乾性を使って、早くくっついた方が次の作業がしやすいんです。
ボンドが固まるには、静かにおいて1~2時間、完全にくっつくのは、12~24時間かかるそうです。
クラフトバンドを作っている途中で、完全に固まって、とれなくなった、ということはありません。
(前のレッスンから1カ月そのままだった、という場合は別ですよ)
それよりも速乾性ではないボンドを使っている方が、作っている途中で「くっつきませ~ん!」「あっ、はがれちゃった!」という感じで作業が進まなかったり、作業がやりにくかったりして、上手にできないと勘違いしていることの方が多いです。
これって、ちょっともったいないですよね。
「なんか、やりにくいな」「どうしてくっつかないのかな?」と、思ってるあなたは、一度ボンドを確認してみてくださいね。
クラフトバンドにオススメのボンド
冒頭でお伝えしたボンドの他にも、クラフトバンドにオススメなボンドをいくつか紹介します。
このボンドは、先端が細いノズルになっているので、便利です。
こちらも、1本で太塗りと細塗りができます。
わたしの協会のスターターキットでもご紹介しているボンドです。
わたしの感覚ですが、このボンドは、成分が少し濃いのかな?くっつきやすい気がします。
ただ、少し成分が濃いせいか、ノズルが細いせいかわかりませんが、ノズルの先端がよく詰まります。
最近、わたしが愛用しているのが、こちらの「学校教材用」と書かれたボンドです。
100均で揃えられるクラフトバンドの道具でも紹介していますが、
- 100均で販売していること
- 詰め替えができること
- ノズルがつまらないこと
- 持ちやすいこと
が、愛用している理由です。
ノズルが細いものは、どうしても詰まりがちで、それがストレスになります。
でも、このボンドは詰まることがなく、筒状で鉛筆を持つような感じで持ちやすいので愛用しています。
クラフトバンドに使えるボンドを紹介しました
クラフトバンドに使うボンドをいくつか紹介してきました。
今回紹介した他にも、コニシの木工用ボンドプレミアムとか紙用とか、各手芸メーカーからでている手芸用などボンド(合成接着剤)もいろいろな種類があります。
いろいろ試してみて、あなたに合ったボンドを見つけて、クラフトバンドを楽しんでくださいね。