角の縦ひもがまっすぐにならない本当の理由
こんにちは。一般社団法人日本紙バンドクラフト協会代表理事 村上秀美です。
かわいい紙バンド作品を“かんたん♪ シンプル”な編み方で作る方法をお伝えしています。
プレミアム動画レッスンでは、受講期間内に1回、無料で対面レッスンを受講できる特典があります。
先日の東京教室に、現在プレミアム動画レッスン受講中のMさんが特典を利用して、来てくださいました。
- 自分ではまっすぐにしているつもりなのに、なかなか角の縦ひもがまっすぐにならない
- 編み加減は、大丈夫か?
こんなことが気になっていると、お伝えくださいました。

プレミアム動画レッスンの中では、四角いものを四角くきれいな角に仕上げる方法をいくつもお伝えしています。
Mさんもしっかりその部分を気をつけて、とても丁寧に編んでくださっていました。
追いかけ編みでありがちな縮んでしまうこともなく、きれいに編めています。
それでも、角の縦ひもがまっすぐにならない理由は、実は編み加減にあります。
Mさんも、編み加減を気にされて、何度も「これぐらいで大丈夫ですか?」と聞きながら編んでくださいました。
わたしから見ても、大丈夫だと思える編み加減だったのですが
- 縁始末をしてみると縦ひもがまっすぐにならない
ということだったので、縁始末までしてもらうことに。
でも、この日は、縁始末をしても、縦紐はまっすぐきれいに編めていました。

でも、このまま終わってしまうと、
「よくわからないけど今日はうまくいった」
ということになってしまいます。
それでは、お家に帰って別の日に編むとまた、「縁始末をしたら縦ひもがまっすぐにならない」となってしまいます。
(余談ですが、教室で先生と一緒に編むと上手に編めるけど、自分で家で編むとうまくできないというのは、これが理由のことが多いです。
つまり教室では、先生が教えてくれるように編めば、うまくいくのですがその根本的な原因とそれを解決する方法がわかっていないので、家で自分一人で編むとうまくいないのです。)
なので、縦ひもがまっすぐにならない原因と対策を編み加減を含めて、理論的にお伝えしました。
Mさんはとても納得していただけたようで
「来てよかった〜!」
とおっしゃってくださいました。
他にも、Mさんの編み方を拝見して、今回はいいけど今後のためにはこうした方がいい、ということもあったので、それもお伝えしました。

Mさんは、お子さんが保育園の慣らし保育という制限のある中、また隣の県の遠いところからいらしてくださいました。
往復の時間の方が、レッスン時間よりも長かったんではないかと思います。
それでも、わざわざ足を運んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
Mさんのような方は、きっと紙バンドの上達も早いと思います。
熱心に取り組んでいる方を、わたしも心から応援したいなと思っています。