一人で編むとすぼまってしまいそうで不安だったから、編まずに来ました
迷惑メール、いろいろなところから来ますよね。
先日「偽物 優良サイト」というところから、メールが来ました。
偽物って言って売る、しかも優良な偽物って・・・正直でいい!って、笑っちゃいました^^
かんたん シンプルな編み方で、かわいい紙バンド作品ができる♪ 村上秀美です。
先日の豊橋教室に
「一人で編むとすぼまってしまいそうで不安だったから、編まずに来ました。」
と、Yさんが前回のレッスンで終わったそのままの作品を持ってきました。
Yさんは申し訳なさそうに持ってこられたのですが、わたしは「よかった〜!」と思ったんです。
というのも、楕円底のバッグの課題を作っていたYさん。
前回のレッスンで、側面の編み始めのところで時間が来てしまいました。
わたしは次回のレッスンで、側面を編んでもらえるといいなぁと思っていました。
でも一方で、Yさんがご自身のレッスンの進み具合がゆっくりなのを気にされているのも知っていました。
Yさん自身も宿題で進めたそうな感じだったので、とりあえずポイントをお伝えして、「編めるようだったら宿題で編んできてください。」とお伝えしました。
なので、Yさんがどうされるか心配してたんです。
そしたら、冒頭でお伝えした通りだったので、「よかった〜!」と思ったんです。
まずは、Yさんに普段通り編んでもらうと、丁寧に編む方がやりがちな癖がありました。
そして、「すぼんできた気がする」ということだったので、一旦ほどいてやり直すことにしました。
- 編み直す前にやらなければいけないこと
- Yさんの癖と改善点
- 洗濯バサミの使い方
- どこを意識して編めばいいのか
など、楕円底の作品をすぼまらずに編む方法を、編みなおしてもらいながら少しづつお伝えしていきました。
側面をほぼ編み終えたYさんが
「よかった〜!一人で編んでたらきっと悲惨な形になってました。」
と、おっしゃっていた通り、きれいな形に編みあがりました。
トリリアムメソッド (R)アカデミーでは、きれいに作るコツやポイント、どこに目を向けたらいいのか、その理由、などをお伝えしています。
でも、一人一人編み方が違うので、それにプラスして自分の癖を知ることも大切です。
その癖は、実際に編みながらでないとわかりません。
講座を早く進めたい気持ちもわかります。
でもそれでは、本人は気づいてないけど、とても大切なものを取りこぼしてしまっていることもあるんですよね。
Yさんのように、じっくりとレッスンで取り組まれる方は、必ず上達します^^
そして、一人一人の編み方を見て、その方にあった改善方法をお伝えできるのは、わたしの15年の講師経験と、対面レッスンだからです。
自己流でやっていて、なかなか思うような形に編めないという方は、ご自身が気づかない癖があるのかもしれませんね。
そんな方には、プライベートレッスンがお役に立てると思います。
自分では気づかない癖を改善して、満足できる作品が編めるようになれば、より紙バンドが楽しくなりますよ^^